緑黄色野菜(りょくおうしょくやさい)の効果

野菜は有色野菜とその他の野菜に分類されますが、カロチンが600μg以上入っている野菜、カロチンが600μg以下でも1回に食べる量の多い野菜を緑黄色野菜(りょくおうしょくやさい)と呼びその他の野菜と区別しています。野菜を中心とした食生活は、がん予防や生活習慣病予防など様々な疾病に効果があると言われていますが、その野菜の中でも緑黄色野菜は最近、注目されています。緑黄色野菜はがん予防に効果がある栄養素、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維をバランスよく含まれているものの代表する野菜で、私たちの食事におけるビタミンCの二割〜三割以下、ビタミンAの六割近くを供給しており、その他、食物繊維を多く含んでいます。
緑黄色野菜に含まれているベータカロテンには、がんや脳卒中、心臓病などの原因である体の中の”
活性酸素”をを減少させる効果があります。毎日の食生活で緑黄色野菜を摂取している人は緑黄色野菜をまったく食べていない人と比べるとがんの発生率が低いことがわかっています。生活習慣が悪くてがんになりやすい人でも緑黄色野菜を毎日摂取すればがんになるリスクを下げることができるそうです。
緑黄色野菜の種類

緑黄色野菜の代表的なものには、にんじんや春菊、小松菜、チンゲン菜、ほうれん草、にら(ニラ)、トマト、ピーマン、パセリ、ブロッコリー、しそ(紫蘇)、野沢菜、芽キャベツ、南瓜(かぼちゃ)、グリーンアスパラガスなどがありますが、緑黄色野菜とは色が緑や黄色の野菜というわけではありません。緑黄色野菜とはカロチン含量が600μg以上の野菜です。しかしカロチン含量が600μg以下であっても1回に食べる量の多いピーマンやトマトなどは緑黄色野菜に含まれています。緑黄色野菜は一日120g以上食べるのが理想的な食事です。緑黄色野菜以外の野菜を呼ぶときは淡色野菜と呼ばれています。
緑黄色野菜の栄養
緑黄色野菜はカロテンを多く含んでおり、カロテンは体の中の活性酵素を低減し、免疫を整えてがんや心臓病予防に効果があります。緑黄色野菜にはビタミンCも多く含まれその他、ミネラル、ビタミンA、葉酸、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンE、食物繊維なども含んでいます。
緑黄色野菜とがんについては国立がんセンターの疫学部長であった故平山雄博士の研究が世界的にも有名で「緑黄色野菜を毎日食べている人はまったく食べない人に比較してがん発症の危険度が低い」という結果が現れました。このようにがん予防には、緑黄色野菜の摂取は非常に大切です。平山雄博士の研究の他世界中で野菜(緑黄色野菜)や果物の抗がん効果が繰り返し報告されています。緑黄色野菜に含まれているカロチンやビタミンC、ビタミン類、食物繊維などががん予防に効果があると考えられています。
緑黄色野菜に含まれているベータカロチンの抗酸化作用によりがん予防や生活習慣病予防に効果があることが知られています。ベータカロチンは、カロチノイド類の一種で、天然に存在する色素であるカロチノイドはニンジンやトマトの赤色の色素なんです。カロチノイドとは動物や植物などのたくさんの食べ物に含まれている脂溶性色素成分で、アルコールに溶けないカロチン類とアルコールに溶けるキサントフィル類に大きく二つに分けられ、強い抗酸化作用があります。カロチン類であるベータカロチンは抗酸化作用が高く、必要に応じて体の中でビタミンAに変わります。ベータカロチンが含まれている食べ物にはにんじんやかぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜です。
活性酸素は体の中に入ってきた細菌などを除去する働きがある一方で体の中の細胞膜についてしまい酸化させてしまい動脈硬化などの生活習慣病を招いていまいます。活性酸素が体の中の細胞膜にくっついてしまうのを防ぐ働きのことを抗酸化作用と読んでいます。
抗酸化物の正体はベータカロチンやビタミンE、ビタミンC、セレニウムなどの栄養素で、現在、注目されているのは抗酸化作用のある栄養素です。発がんリスクを下げる栄養素は、抗酸化物になります。